銀座 馳走 卒啄 閉店

2020.2末に閉店しました。 ——- ■銀座6丁目 馳走 卒啄 ■7/12(水) ランチ ■昼懐石 5,940円(税抜き5000円にサービス料がプラス10%だと思います) 最近、きちんとした日本料理を頂いていなかったので、伺ったのは、馳走卒啄(ちそうそったく)。ミシュランの一つ星がつく日本料理店です。 場所は、交詢ビル裏の雑居ビル。るぷりんの下の階です。多くの名店がそうなように、看板もなく、目立たぬようにひっそりしています。

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お店入口

料理

以下、昼懐石の5000円のコースで。 最初に、小鉢が次々と運ばれます。 真ん中の、冷水で冷やされたあんこうの唐揚げが、しゃきしゃきのたまねぎとよく合います。暑い日には、うってつけの一皿。 まだ小鉢が続きます。 全体的に冷たい料理が多い中、途中に温かい煮物がなんともありがたくなります。 野菜中心で、ちょっとずつでてくるあたりが、うれしい前菜小鉢。 八寸。 海老、カニの甲殻類にさざえ、レンコンなどの野菜など、7品目くらい。 椀は、とうもろこしの海老真丈。とうもろこしも加えて固めた真丈が碗の中に入ってます。 ゆずの香りも良く、これが、一番おいしかったかもしれません。 ほっと落ち着ける椀でした。 お造り。 ハモがやっぱり目立ちます。 煮物は、ぐつぐつ煮えた子鍋に、牛すじ。 ヤングコーンなどの野菜もたっぷりです。少々、塩辛すぎな印象。 これもおいしかった。 焼物は、ぐじ、アマダイのお頭。 身をほじくりながら頂きましたが、脂がのっていて美味。 お食事。 ごはんは、たぶんコシヒカリ。 食後の甘味は、ぜんざい。

店内

手狭ながら、落ち着いた店内です。

最後に

お料理をちょっとずつ出して頂けるのが、楽しいお店です。 奇をてらった料理はなく、伝統的に伝わる日本料理を、変化球なしに、まっすぐ調理して出してくれるような印象をもちました。 料理の中には、あたりハズレもあり、全体的な傾向として、味濃いめのがダメで、薄い味付けのものが良かったような、特に、椀や焼物など、ピカリと光るものもありました。 全体的に、この量と内容ならば、コスパとしても悪くないと思います。